廊下や非暖房の部屋に行くと寒い

2011-09-09

暖房という言葉は「房」(部屋)を暖めるという意味です。しかし、かつての日本の家では暖房というより採暖という方法で冬場の寒さをしのいでいました。採暖とはコタツや囲炉裏の前で丸くなったり、火鉢に手をかざして体に直接熱を採り入れたりするという方法です。この方法では熱源の前から少しでも離れると熱を採り入れることができなくなり、家の中での特定の場所での縮こまった生活を余儀なくされます。その後、ストーブやファンヒーターなどの登場で、個室レベルの暖房は可能になりました。しかしこれだって家全体から考えると、それはまだ部分暖房や局所暖房の域を出ておらず、相変わらず廊下や非暖房の部屋に行くと寒いのです。