私立中学のなかには、ゆとり教育の実施によって公立中高がさらに凋落し、自分たちのチャンスが広がると見ている学校は少なくない。御三家やそれに続くような中学だけではなく、これまで進学実績が高くなかった学校も学力強化に力を入れ始めている。どんな子でも中学時代にみっちりと勉強させておけば、素質が高くても公立中学の「ゆとり」に浸かってしまった子供に勝てるはずだと考えているようだ。公費で安穏としている公立中学と違って、私立中学は少子化時代での生き残りをかけて必死になっているのだ。したがって、これまで進学実績が難関校ほどではなかった私立一貫校でも、進学教育や基礎学力をつけることに熱心な学校を選べば、その子が6年間で大いに伸びて、現在の成績と比べてはるかに偏差値の高い大学に進める可能性が高くなってくる。子供というのは、効率的な勉強法できちんと勉強させれば、大きく伸びる要素を持っているものだ。
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