在庫は多いと残る心配があり、少ないとボリューム感が出しにくくなるなど、適正在庫の運用は難しい。●在庫の種類:一口に在庫と言っても、売れ筋の商品もあれば不振商品もある。その不振商品も売れると思って仕入れたのに売れない商品と、売れないかもしれないが店のイメージアップのために仕入れた商品など、いろいろな種類がある。(1)売り切り商品:差しで入れた色違いの商品、マーケットの反応を調べるために入れたテスト商品、バラエティをつけるために広げた商品群などは、売れても追加せず、売り切りをもって良しとする。売れたからといって補充していると、新規に入ってくる商品と相まって在庫過多になってしまう。初めから売れたら終わりとすること。(2)売れ筋:売れたら補充、追加手配で販売期間中は一点たりとも切らさないこと。売場のフェイス・ウエイトとしては大きくなくとも、結果的に売上げのウェイトは大きく、仕入れ予算も追加分として組んでおかないと在庫過多の原因となる。(3)売り筋:予測違いでなかなか売れない商品が必ず出てくる。返品ができればそれにこしたことはないが、そう簡単にはいかない。当然売っていかなければならない。問題は完全に止まってしまう前に売ることであり、死に筋になりそうな商品は時期が早くても値引きをして売ってしまうこと。そのためには次のようなタイミングがポイントとなる。ランニングーストック(好調に動いている在庫)←ウォーキング・ストック(ポッポツと売れている在庫)←ここで手を打つスリーピング・ストック(売場にあるが、ほとんど動かない在庫)←デッド・ストック(完全に売れずに売場から撤去した在庫)。
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