看護師の仕事の内容は、一般の病棟で行なっているのと特別の違いはありません。例えば朝は洗顔や口腔の清潔や体温や尿を測る(バイタルサイン)のチェックや体の清拭などですが、患者さんは自分では何もできない場合がほとんどです。こうした場合の看護を全面介助というのですが、世話をする際には患者さんの体にはいっぱい装置がついたままなのです。看護師はそれらの機器や装置の操作を知っていなければなりませんし、言葉が発せない、反応もない患者さんの看護を行うには、まばたきひとつで理解するような高度な判断を必要とします。ここで大事なのは、病人を看護する基本は変わらないということです。私達は自分で日常生活を送っています。顔を洗うこともできるし、トイレに行くこともできます。しかし、スキーで足をちょっと痛めたときでさえ、トイレに行くのが苦痛になることがあります。病院に入院した人達の中には、そうした日常の行為が自分でできなくなってしまっていることが多いのです。看護師は患者さんが自分でできない点を、なるべくその人の習慣に合った方法で援助し、早く自分でできるように指導します。こうした看護行為はどんな病棟でも同じです。ですから救急病棟のICU、CCUでも同じなのですが、ここでの患者さんは意識がないので、ほとんどすべての行為を看護師にゆだねることになります。看護師の求人に関してはこちらでわかりやすく紹介されてます。患者さんが協力してくれる部分がないのです。すべての行為の結果は看護師の責任で行われるので、非常に責任の重い職場ということができます。