報告では「優先順位」に注意せよ

2011-12-15

説明が苦手な人は、冒頭で「要点は2つあります」と言って、相手に聞く準備をさせます。メモを収っている人がいる場合、そういうと、不思議なもので、ほぼ全員がメモに「1」と書き、説明を聞いた後、「2」を期待してくれるものです。メモを取る人は、数字の説明があれば、概して数字を書き留める傾向にあります。説明資料に数値を入れると説得力が増すと言われますが、この習性を見てもそれがよくわかります。私が懸念しているのが、「パワーポイント病」です。銀行への見出書類やコンサルタントのレポートなどは、ある程度のポイントが必要だと思います。転職情報の詳細はこちらが有益な情報を提供しております。しかし、社内の会議資料は、必要最小限として、人中なことをわかりやすく伝えることが必要ですから、少ないはずです。パワーポイントで、「○○について」、日時、会社名、作成者名を最初の1ページに割き、その次から細かい内容を、大きなフォントで何枚にもわたって説明しているケースを散見しますが、効率の悪い典型であり、うんざりします。2分でできる説明を10分かけて、さらに要点や説明を多くのページに分散させているのですから、こういう説明を聞いて理解するのは大変です。せいぜい3ページに、最大でも5ページに、エッセンスを凝縮すべきです。