数時間して家に戻ると、父が来ていました。「こっちはずっと待ってるのに、どこに行ってたんや」すでに東大からレタックスが届いていて、封を開けずに待っていてくれたのです。結果はすでに知っているものの、自分の部屋で一人になって開けてみると、入っていたのは合格者の受験番号の一覧表だけでした。父と母のところに行って「やっぱり落ちてた」と言った時の二人の反応は、よく覚えていません。でも二人の反応を見て、「後期がまだある!」といきなり前向きに気持ちを切り替えられたことだけは覚えています。同じ日に送られてきたもう一つの通知を見ると、後期試験の第一段階選抜は突破していたので、前期試験の合格発表から三日後に後期試験を受けました。最初の英語の試験が終わった後の昼休み、外に出てびっくりしました。前期試験のときは受験生しか構内に入れなかったのに、安田講堂の前の芝生で小さな子どもたちが遊んでいて、その親たちが楽しそうに話しているのです。まるで公園みたいでした。もしこの中の誰かが怪我をして試験中に救急車がきたりしたらどうするのだろう、大丈夫なのだろうかと思いました。