日本メーカーは、それまで物づくり(開発、部品調達、組立)の強みを国内に集中し、輸出を中心とした海外活動を実施してきた時代はよかったが、海外生産、海外販売活動の増加は国内部門の産業の空洞化を引き起こす。海外生産、海外販売により、国内収益が海外移転した分を埋める収益は、初期段階では、グローバル(海外)支援事業が起こり、それが国内部門の空洞化を埋める。グローバル支援事業とは、海外生産を立ち上げるために、原材料、部品や設備、エンジニアリングーサービスなどの生産財、資本財、サービスの供給をさす。自動車の輸出が海外生産に置き換わり、製品輸出が減少してきているにもかかわらず、貿易収支の黒字が減らないのは、生産財、資本財などグローバル支援事業に関連した、輸出が拡大するからだ。
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