「一寸先は闇」と政界ではよく言われますが、昨今のサラリーマン世界も似てきたようです。自分はリストラされない、と安心していても、いつ放り出されるかわかりません。リストラの火の粉がふりかかってくる前に、心の準備をしておけば、「慌てる総量」は少なくて済みます。会社は社員を退職に追い込むため、さまざまな手を打ってきます。そのときは、こちらも防御用のノウハウで対抗しなければ、負けてしまいます。ノウハウにはノウハウです。反撃のノウハウを求めて、組合に加入するなり、弁護士に相談するなりしてください。一人で闘えばストレスを増幅させ、精神の健康を害するだけです。医師に専門があるように、弁護士にも専門があります。ただ、リストラ攻撃を受けて、すぐに退職してしまうのは、賢明な対処法ではありません。あなたの動き方次第で、会社から有利な条件を引き出せるかもしれないからです。転職の詳しい内容はリクルートエージェントのホームページがわかりやすいかと思います。退職という最終目的地が決まっているなら、怖いものは何もないでしょう。会社の提示する退職の条件を次第に引き上げてやろう、というぐらいの気持ちで交渉してください。トランプのポーカーの要領です。ゲームの最初から手持ちのカードを相手にのぞかせるようでは、勝ちは呼び込めません。個人加盟の組合や弁護士と一緒にねばり強く交渉していくうち、予想外の好条件を会社が提示してくるかもしれません。