「人生の幅があるやつの方がCDとしても有能になりやすい」。これは有名なクリエーティブディレクターがよく使う生活経験値という言葉である。誰もが必ずいままで生きてきた中での自分の感情や感覚を使ってそれを創造に適用する。しかし何もあらゆる体験をする必要があるわけではない。いろいろな体験をして、あの体験に近いといったものが自分の中にできればいい。その体験を、どんな解放感だったか、向上心は?共感性は?など五つの要素でストックする。そのためには右脳と左脳がつなかっていないとなかなかできない。ただ、誰でもその可能性は持っていて、それはトレーニングで可能になる。自分の中に正しいメソッドがあるわけではなく、そういうことをやり続けていれば分かるはずである。だから我々が広告主の方にブリーフィングして「はっ」と気付かせるときは、相手の中に必ずある体験をちょっと突っつくだけ。だからなるべくチームで行動していろいろな体験をする。そして、「あのときのあれですよ」と指摘すると、「なるほど」ということになる。だから我々はこの三つのことを重要視している。このようなトレーニングを実は大学でも積むことができるのである。その大学はというと、デザイン大学、一般的には芸術大学と呼ばれる大学なのである。それはなぜかというと言うとデザインあるいは、企画・構想には右脳と左脳がつながっていることが必要とされるからである。こういった理由から普段の学校生活の中で、デザイン大学に通っている学生はトレーニングをつむことができるのです。
【関連サイト】
http://www.tuad.ac.jp/