生活適応能力の欠如

2011-01-20

私は見逃さず、一言二言を真剣に聞き入れ、極力今の状況は彼の立場だけを考えて味方になってあげ、共鳴してあげたのです。こんな自分の思いを全て言ったのは生まれて初めてのことで、C君はスッキリした表情を見せて「ありがとうございます。気持ちが楽になりました」と穏やかな表情で、まるで今まで何をしていたのだろうというぐらい見違えていました。しかし、三年のブランクはあまりにも残酷です。筋力の低下、思考の低下、生活適応能力の欠如が著しく見られ、親への感情を吐き出したからと言ってもすぐに立ち直るわけではなく、もう人が怖くて怖くてたまらなく、日中に外出困難な状況にまで陥っていたのです。こうなると対人恐怖症まできています。しばらく、唯一の第三者である私との接点を中心に他人に慣れさせる方向で、週に一度の割合で訪問を繰り返しました。

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