大学受験勉強に専念できる

2011-06-17

「思春期は、親の価値観から離れる時期だ」というフレーズを、この本では何度となく使ってきた。親子関係は、精神分析の理論や発達モデルでは、非常に重視されている関係である。しかし、現実の親ということを考えると、いわゆる「理論の中の親」とは、まったくちがう姿に見えるかもしれない。とりあえず、今のキミたちにとっての親は、「決まっているじゃないか、ジャマなだけだよ」「けっこううまくやっているよ、なんたってスポンサーだからね」「母親とは友だちみたいな関係、父親はダサくてキラい」という存在かもしれない。親と多少しっくりいかなくても、とりあえず、自分が大学受験勉強に専念できるなら問題はない。ただ、親の干渉が激しくて勉強に手がつかないとか、親が何かしらのストレスの原因になって勉強に集中できない、というなら、なんとかして自分にいいような解決法を見つけていかなければならない。最後の節では、親の問題について紙面の許すかぎり触れておこう。