保険業界の業際の問題について

2011-08-13

保険業界の業際の問題については、「銀行との提携をどう探っていくか」といった、新しい可能性の議論が戦わされがちである。しかし、それは主客転倒である。まず何よりも必要なのは、提携にあたって自社が何を得ようとしているのかという目的を明確化するということであろう。例えば、銀行との提携を考える場合には、その提携によって、銀行の顧客名簿を取りたいのか、銀行の窓口という販売チャネルを取りたいのか、あるいはその銀行のブランドイメージの利用をねらうのか、などが検討されねばなるまい。提携のねらいによって、都銀と組むべきか、信金と組むべきか、など提携の相手は変わってくるし提携の仕方も変わってくる。業際問題での自由度が高まる中で、そもそも、自社は一体何をしたいのか、もう一度振り返ってみる必要がある。進出する分野で自社の力量が十分でなければ、外資、他業態も含めて、戦略的提携や合併、合弁会社設立といった手段による参入が必要となる。

[参考]
自動車保険市場ホームページ
http://auto.hokende.com/
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