アメリカの景気対策とビッグスリーの大型車路線

2011-11-22

1970年代には、2度にわたる石油危機でガソリン価格の高騰と品73年の第1次石油危機の時は、米国政府が石油消費税を安くしたりしたから、ガソリン価格高騰の影響は約2年足らずで済んだが、それでも、従来の大型車中心から中、小型車への需要シフトは、米国市場が初めて経験するものであった。そして、この第1次石油危機の受要シフトに乗じてVWビートルがシェアを目覚ましく伸ばし、それまでまったくマイナーな存在でしかなかった日本車の輸出も目立つようになってきた。

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日本車の輸出は、1960年代後半から始まり、最初はダットサントラックや日産ブルーバードが中心だった。1970年代に入ると、トヨタのコロナ、そしてカローラ、1975年を過ぎる頃にはホンダがシビックの輸出で頭角を現わしたが、とくに73年の第1次石油危機で、アメリカの消費者が初めてガソリンの値上りと不足を経験し、小型車の燃費のよさに注目するようになり、この需要の変化に後押しされて、日本の小型車は輸出を伸ばしたのである。